皆さん、こんにちは。
「元美容部員主婦の 母ごと、妻ごと、自分ごと。」
元美容部員主婦のKAORIです。（プロフィールはこちら）
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前回は「大人女性メイクの心がまえ」として、メイクする以前に大人女性に必要な”心がまえ”についてお話させて頂きました。
今回はより具体的に、メイクパーツごとに
「大人女性メイクのコツ」をアドバイスしていこうと思います。
「大人女性メイクのコツ」
「やり過ぎ」でもなく「やらなさ過ぎ」でもない、丁度良いバランスのメイクをしている大人女性に出会う事が少ないんですね。
カッコいい大人女性を目指すには、この“丁度いいバランスのメイク”を、その時々の社会の流れだったり、自分自身の顔立ちや顔色の変化とすり合わせながら調整していく必要があります。
そこで、今現在のメイクの傾向を加味しながら、大人女性のメイクが上達する為のコツを
「大人女性メイクのコツ6選」として、をまとめさせて頂きました。
では、それぞれ詳しく説明して行きましょう。
①ファンデーションの厚みを無くそう
大人女性がやりがちな失敗が、
・ファンデーションの選び間違い
です。
・年齢が上がり増えてきたシミや色ムラを隠したい気持ちがあるのは仕方ない事ですが、肌の欠点を隠す事ばかりにフォーカスしていくと、自然な肌の持つ生き生きとした美しさをも全て覆い隠し、結果的に「素顔の方が若く見える」なんて事も。
欠点全てをカバーした方が綺麗に見える、という物でもないので、ある程度欠点を残すというのも戦略。
↓
・肌の欠点をファンデーションで完璧にカバーするのではなく、薄く紗をかけて目立たなくさせる位の気持ちで向き合きあう。
・基本コンシーラーは使用しない方が綺麗に仕上がる。
モデルやタレント等の方でなければ日常生活でほとんど必要ない。
どうしても使用しなければならない場合は、本当にピンポイントで必要な部分だけにごく少量使用する。
・ファンデーションを塗る量が多い人がほとんど。
ごくごく少量を薄ーく伸ばす。
今は、しっかり探せば「カバー力」と「厚付きにならない自然さ」を上手に両立したファンデーションが見つかります。
同時に、前評判は良いけれど実際塗布すると厚付きになったり、すぐ崩れてしまう物も多い。
↓
・サンプルや、店頭でのタッチアップ、雑誌やネット等で情報のアップデートを行い、自分にピッタリくる「カバー力がそこそこあって、薄付き」に仕上がるファンデーションの探求を怠らない。
②目元は基本、ブラウン系統以外は必要ない
若い子にはカラーアイメイクを似合わせる力がありますが、残念ながら大人女性が主張の強いカラーアイメイクをしていたら、衰えてきた肌の弱点をより強調したり、顔からアイメイクが浮いてしまって、ちっとも素敵に見えません。
同様に黒も、大人の肌の上でコントラストが付きすぎて浮いてしまうので、出来るだけ使用しません。
アイシャドウ、アイライナー、マスカラ共にブラウン系でまとめましょう。
【アイシャドウ】
ベージュ～ブラウン系のアイシャドウを使用。大人の顔には、自然に肌や瞳の色と一体化する色だけでいい。顔から異様に浮くカラーシャドウは必要ない。
【アイライナー】
ブラウン～ダークブラウンで、目の際に自然な太さで入れていく。黒は大人の肌から浮いてしまう上、今の時代の雰囲気とも合わないので使用しない。
【マスカラ】
大人女性にカラーマスカラは必要ない（よっぽど個性を発揮させたい人は別として・・・）。
抜け感メイクが全盛の時代なので、焦げ茶のマスカラを使用。
もしくは黒を使用するとしても軽く自然に1～2度塗り程度で、濃くし過ぎない。
③眉はアイテム数を多く使って、リアルに近づける
「眉は顔の額縁」とよく言われますが、本当にその通り。
眉がしっかりきまるか、きまらないかで、その日のメイクの出来が大きく左右されてしまいます。
今の眉は適度な太さがあり、色も不自然に明るすぎず、まるで最初からあった本当の自分の眉の様に自然に描くのが主流です。
【アイテム数を多く使う】
自然な眉を１つのアイテムだけで仕上げる事は、どんなメイクのプロでも到底困難です。
眉メイクは、複数のアイテムを少しずつ使って仕上げていきます。
複数のアイテムを使う事で、より自然な眉がさっと短時間で完成するので、1つのアイテムだけで仕上げる場合よりもむしろ簡単にスピーディーにフィニッシュできます。
・アイブロウペンシルで眉毛の足りない部分を描き足す。
・アイブロウマスカラで眉メイクを定着させつつ、髪の色と統一感を出す。
④口紅はハーフマットがベスト
コロナ渦でマスクをする生活だとしても、外出しないとしても、誰にも会わないとしても、しっかり口紅を塗りましょう。
自分自身の毎日の活力の源になります。
以前のページでも簡単に触れましたが、「化粧療法」として利用されている程に、女性が口紅を付けた時の精神面での効果は絶大です。
【ハーフマットの口紅】
艶たっぷりの口紅やグロスは大人肌から異様に浮いて、大人の品を奪ってしまいます。
艶過ぎず、マット過ぎない丁度中間位のテクスチャー（ハーフマット）を選びましょう。
大人の知性をより引き出し、美しく見せてくれます。
⑤どんな日もチークを入れる
チークは大人女性にとって、最も大切なメイクアイテムです。
メイク直しでは、ファンデーションよりも口紅よりも、まっさきにチークを付け直して欲しい程。
年齢と共に顔の上から血色が抜け、くすみが強くなってくるので、必ずチークで血色感を足しましょう。
若々しく元気に見せる事が出来ます。
メイク全体のバランスを取り、まとまりを良くする効果もあるので、美人に見せる効果ナンバー1のアイテムです。
⑥メイク道具はケチらず、こだわる
最後は、1番忘れられがちなメイク道具についてです。
上質なメイクブラシがメイク上達への1番の近道
メイクを自然に美しく仕上げていく為には、テクニックより何より優秀な道具が必要です。
メイクブラシは、ついつい化粧品に付いてくる付属の物で済ませがちですが、仕上がり感が全く違ってきます。
優秀な道具を使えば、不器用な人でもメイクが失敗する確率がほとんど無くなります。
一度購入すれば数十年使えますので（私が毎日使用しているメイクブラシは、20年近く前の物になりますが、全く劣化せず使用出来ています。）
メイクブラシは決してケチらず、毛質のいい天然毛で肌あたりの良いブラシを見つけて下さい。
まとめ
いかがでしたか？
ご自分のメイクと照らし合わせて、何か気づきがあったでしょうか？
この6つのポイントを全部取り入れなくても構いません。
自分で取り入れて印象アップに繋がりそうな物だけ参考にして頂いても大丈夫です。
40歳を越える頃から、肌質や顔立ちは目に見える形で少しずつ経年変化していきます。社会の流れの移り変わりもあります。
「今これが自分にぴったり合ったベストなメイク！」と思っていても、ある日突然、昨日まで似合っていたメイクが「あれ？」と違和感を持つ様になる瞬間が必ずやってきます。
その時感じた違和感を、そのままにするのではなく、ちょっと口紅の赤味を強めにしてみたり、眉の色を１段濃くしてみたり、ハイライトを入れる場所を変えてみたり・・・微調整していく観察力＆工夫する力も大事になってきます。
常に変化と向き合いながら、楽しくメイクを調整していきましょう！
長くなってしまいましたが、今日は「大人女性メイク上達のコツ6選」についてお話させて頂きました。
本音でオススメするメイクグッズや化粧品等、これから少しずつ紹介できればと思っていますので、どうぞお楽しみに。
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